完読No.11 信長の棺 上 加藤 廣 著 文春文庫

裏表紙

「惟任(光秀)ご謀反」-。
安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。
10か月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった。

前に途中まで読んでいるかもしれない。その時は、最後まで読めなかったけど、今回はすらすら進みます。
歴史上の謎を実在の人物(太田牛一)の目を通して再構築し、解き明かしていく。
太田牛一は、記録者(「信長公記」を書いた人)として1級の人だけに、リアリティがある。
桶狭間!消えた信長の遺体。等々。