完読No.10 深水 黎一郎 著 創元推理文庫

裏表紙

昆虫好きの、おとなしい少年による殺人。その少年は、なぜか動機だけは黙して語らない。家裁調査官の森本が接見から得たのは「生きていたから殺した」という謎の言葉だった。無差別殺人の告白なのか、それとも――。少年の回想と森本の調査に秘められた〈真相〉は、最後まで誰にも見破れない。技巧を尽くした表題作に、短編「シンリガクの実験」を併録した、文庫オリジナル作品。

犯人を探せと被害者を探せの二つの謎。
ミステリーの要素も面白いが、何故?の部分が面白い。
もう一度読み返してみようと思ってしまい、してやられた感が強い。
映像化出来ない。
でも、あの展開であれが犯人って・・・・・。
分からないよ。