完読No.17 偽書「東日流外三郡誌」 斉藤 光政 著 新人物文庫

裏表紙

「謎の古文書」の、とんでもない正体
青森県津軽地方の農家の天井裏から”発見”された、膨大な数の古文書。正史に記されていない驚愕の「失われた古代・中世史」の出現に、人々は熱狂した。しかし、一件の民事訴訟をきっかけに、文書の真贋をめぐって歴史・考古学界、メディアを巻き込んだ一大論争がはじまる−。
追及の最先鋒として、文書群の「トンデモ」ぶりを検証、偽書事件の構造を徹底した取材で明らかにし、論争に終止符を打ったひとりの地元新聞記者の奮闘記が、後日譚を加えて新たに文庫で登場。「なまじの推理小説よりはるかに面白い」傑作ルポルタージュ!(解説・鎌田 慧)

結構好きなパターン(トンデモ本好きとしては)だったんですが、ここまで偽書って言われると関わり合いたくなくなる。