完読No.29 石の扉 フリーメーソンで読み解く世界 加治 将一 新潮文庫

裏表紙

坂本龍馬の背後にはある秘密結社があった−。
一介の脱藩浪人の事績としてはあまりにも不自然な、船中八策薩長同盟大政奉還
ある英国人との関わりから維新史を解き明かし、またピラミッド、十字軍、米国建国等々の謎もこの結社の暗躍を軸に読み解く。
国内外の会員たちへの直接取材と綿密な調査によって最大最古の秘密結社フリーメーソンの真実に迫る衝撃のノンフィクション。

所謂、とんでも本とは一線を画す内容だと思う。
誕生の状況から読み解けば、その後の動きも明確になるし。
基本精神が分かれば、陰謀ではなく、サポートである事が分かる。
若干、奥歯に物の詰まったような個所があるが、それは秘密結社なんだから仕方なし。