完読No.40 いつか、虹の向こうへ  伊岡 瞬 著 角川文庫

裏表紙

尾木遼平、46歳、元刑事。ある事件がきっかけで職も妻も失ってしまった彼は、売りに出している家で、3人の居候と奇妙な同居生活を送っている。
そんな彼のところに、家出中の少女が新たな居候として転がり込んできた。
彼女は、皆を和ます陽気さと厄介ごとを併せて持ちこんでくれたのだった・・・・・。
優しくも悲しき負け犬たちが起こす、ひとつの奇蹟。
第25回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞、W受賞作。

本遍も良かったが、話の中で紹介される「虹売り」の話がよかった。