2010-10-12から1日間の記事一覧

完読No.59 雷桜 宇江佐真理 著 角川文庫

裏表紙 江戸から三日を要する山間の村で、生まれて間もない庄屋の一人娘、遊が雷雨の晩に何者かに掠われた。手がかりもつかめぬまま、一家は失意のうちに十数年を過ごす。その間、遊の二人の兄は逞しく育ち、遊の生存を頑なに信じている次兄の助次郎は江戸へ…