よくわからないねじ 7-4(横浜)○金沢(1勝0敗)、S安藤(4セーブ)

よくわからないねじ 宮沢章夫 著
劇作家として一時代を作った人。私が2000年初めて観た芝居の主宰。
1999年末ノストラダムスの予言が外れ行き場を持て余した私の魂は芝居と言う未知の世界へ漕ぎ出した。そんな一大決心を満たす為にぴあを買い、お正月休みに上演している芝居を探す。
1月4日にザ・スズナリ遊園地再生事業団の「砂に沈む月」を観る。くしくもこの公演で遊園地再生事業団は解散。私の最初と宮沢さんの最後がギリギリのタイミングで重なる。
何か運命的なものを感じ、宮沢さんの作品に触れたい欲求が。芝居は暫くしないと言っていたので著作を読むことに。本書の前に「わからなくなってきました」を読む。はまった。
特に「正義の味方引越しセンター」は強烈な印象を残した。
少し引用しよう「ある時引越しを思い立ち業者を探すことに、イエローページをぱらぱらとめくると目を引く会社名【正義の味方引越しセンター】直ぐに電話を。当日「すいませ〜ん、引越しセンターで〜す。「・・・」「引越しセンターで〜す。」「・・・」「正義の味方引越しセンターで〜す」「は〜い」これが聞きたかったのだ。外では子供達がトラックに群がる。少し後悔。引越しも無事終わり最後にアンケート。あなたは何故弊社を選びましたか?「正義の味方だから」」
私はこの話はネタだと思っていました。
そんなある日、池袋のビックカメラ前にミラーマンを下手くそに書いたようなヒーローポイ絵が描かれたトラックが。ボディーには「正義の味方引越しセンター」の文字が。本当にあったんだ。
感動的な出会いでした。
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