完読No.60 さらに 経験を盗め 糸井重里鼎談集 中央公論新社

doradora05112005-08-14

最近、糸井さんが係わっている本をよく読む。本人がどうのこうの言っているわけではなく、対談もしくは鼎談形式だ。私は営業関係の仕事をしているが、人の話を聞くのは得意ではない。
特に面白くも無い話を永遠にされると直ぐに話をまとめてしまう。知り合いや友人に対してもそうだしお客さんに対してもそう。何を伝えたいのか明確に話せない人と話すのはつらい。そういう自分はどうなのか?気を付けているが、話を簡潔にしようとするあまり、はしょりすぎて意図が伝わらない事が良くある。
糸井重里という人は他人から面白い話を引き出す才能があると思う。本書もその才能が発揮されている。対談より難しい(と思う)鼎談を見事にまとめている。
読んでいると本人も楽しんでいるだけにしか思えないが、それが難しい(と思う)。
全部読んでないが、途中で面白かった鼎談。
日記についての事。ある編集者が日記をつける手帳を3つ持っている。私的なもの、公的なもの、そして「うっぷん手帳」。
この「うっぷん手帳」に興味がある。今書いているブログは私的であり公的である。ある程度読んでいる人も把握しているので、書きたくても書けない事もある。特に「うっぷん」は書けない。人間関係が壊れるから。
来週はお盆休みで会社は暇だから「うっぷんブログ」でも立ち上げようかな。勿論、プライベートモードで。
「悩み力」をつけよう!
悩んだ時の解決方法。色々ある。私は淡白なので、悩みがある時はその事ばかり考えます。考えて考えて考え疲れてもういいや、となる。後は寝る。ひたすら寝る。睡眠さえあれば悩み事の半分は解消される。実際には解決されてないけど、悩み事自体それほど大した問題では無いから、解決しなくても問題ない。自分では重要な事だと思っても、他人から見れば全然大した事無い場合が多い。人に話す場合でも、真面目な人に話すと、余計深刻になる場合がある。同じ話をしても笑い話になってしまう人もいる。TPOに応じて違う人に話す。誰にも話せない時は「うっぷんばらし」に書く。