1.★★★★☆←客観的な目で見た評価
2.★★★★☆←思い入れを含んだ評価
こういう話はよくある。って言うかロンゲスト・ヤード（1974年）のリメイク。本作品は面白かったです。
以下ネタバレ
頭使わない映画なので、うっぷんを晴らしたい人には最適。お色気は全然無いのでそちらは期待しないでください。筋肉ムキムキ（古いね）が好きな女性にもお勧め。勿論、それ系が好きなゲイの方にもお勧め。
主人公のアダム・サンドラーは初めて見る。周りがでかいので小さく見える。
兎に角、知っている役者がいない映画。役者じゃないボブ・サップやゴールドバーグの方が有名な気がする。
所長役のおじさん（ジェームズ・クロムウェル）はベイブのおじさん。ベイブ以外の映画では悪の役が多い気がする。
そうそう忘れていた。刑務所内の調達係り役でクリス・ロックが出ていた。彼が一番有名？
更に忘れていけないのが、バート・レイノルズ。私の年齢だと「キャノンボール」とか「トランザム7000」とかかな？元の映画「ロンゲスト・ヤード」は見てません。一応重要な役柄で出てます。
2時間弱の映画ですが、テンポがいいのであっという間です。その割に疲れない。展開が全く読めるので余計な事に頭を使わない。それと音楽がいい。所謂映画音楽ではなく、新旧の曲を場面場面で有効に使っていた。その辺はMTVXXが製作に絡んでいるからでしょう。ベタな使い方もあったけど。役者に演技力が無い（なにせボブ・サップが上手な部類だから）のを体（カラダ）力と音楽でカバーしている。
刑務所内の映画ですが、陰湿な感じは無いです。娯楽映画の本道。映画は芸術だ！と思っている人は見ない方がいいです。アメリカではヒットしたみたいです。今のところ日本での公開時期は決まってないそうです。「愛」がどうのこうの言う映画より何百倍も好きです、こういう映画、私は。
なんかのパクリ、的なコメントもありましたが、こういう映画はパクリじゃなくて王道なんです。
山崎みたいな物。何も足さない何も引かない。誉めすぎかな？
