完読No.72 警視の不信 デボラ・クロンビー 著 講談社文庫

doradora05112005-09-21

以下ネタバレ
このシリーズも8冊目。主人公の警視と部下の恋物語もとうとう一緒に住むところまでこぎつけた。1作目の警視の休暇が発売された(日本で)のが1994年3月。11年もかかってます。二人の長い長い道のりを見守りつつ、ストーリーは本格的な推理小説です。サイドストーリーがあるので1作目から読むと面白い。今回は主人公が警視のキンケイドではなく、ジェマでした。ラストは可哀想でしたが、犯人探しはよかったです。全く関係ないと思われた話が最後には見事につながりました。シリーズ最高傑作かも。このミス13位ぐらいには入れるかと。