ブックバトン

ブックバトンをいただきました。
■持っている本の冊数
家にある本は1000冊ぐらいかな?殆ど父親の本だけど。私の本は100冊ぐらい。基本的に読みたい本は買うので溜まる一方。引越しするたびに処分するのが大変。

■今 読みかけの本or読んでみたいと思っている本
読みかけの本
警視の不信 デボラ・クロンビー著 講談社文庫
読んでみたいと思っている本
容疑者Xの献身 東野圭吾 著 文芸春秋
装丁が謎めいているから。

■最後に買った本
警視の不信 デボラ・クロンビー著 講談社文庫

■特別な思い入れがある本、心に残っている本(5冊まで)
1.アガサ・クリスティー
私の高校時代は、彼女のと過ごしたようなもの。特に授業中はそうでした。
2.占星術殺人事件 島田荘司 著 
現代推理小説史を語るにおいて不可欠な作品。読んだのは高校3年生の冬。読んだ時期まで覚えているのは、読んだ日に大学入試の発表があり、落ちたにもかかわらず、この本が面白くて、ウキウキしていたから。
トリックという点でこの本以上にインパクトがあった本を私は他に知らない。
3.東京タワー オカンとボクと、時々、オトン リリー・フランキー 著
ごく最近読んだ本ですが、兎に角読みながら泣いてしまった本。
4.フラッド アンドリュー・ヴァクス 著
この本に「赤毛のストレーガ」「ブルー・ベル」を加えた3冊は、私の中のハードボイルド小説No.1。主人公を取り巻く面々が個性豊かでいい。私が好きなのは音無しマックスとパンジー(犬)
このシリーズを映画化しないのが不思議。
5.逆説の日本史 井沢元彦 著
学生時代、歴史の授業が大嫌いでした。この本があればあの苦痛の時間がきっと楽しかった事でしょう。ハードカヴァーで買って、文庫も買って、何度読んでも面白いです。
6.坂の上の雲 司馬遼太郎 著
日本人に生まれて良かったと思える本。変な歴史の教科書を読むくらいなら、この本を1年かけてじっくり読んだほうが何倍もためになる。
7.プリズンホテル 浅田次郎 著
4冊あります。特に冬と春が泣けます。人に一番勧めた本。
8.敗れざる者たち 沢木耕太郎 著
沢木さんは「深夜特急」もいいけど、私が一番好きなのはこの本。若い頃の作品なので文章が洗練されていないけど、その分作家の思いが込められている気がします。
中でも「クレイになれなかった男」が好きです。クレイ(カシアス・クレイ、後のモハメッド・アリ)のようになりたくて、リングネームをカシアス内藤にしたボクサーの話。この話に触発されて「沢木になれなかった男」というタイトルで小説を書き始めましたが、いきなり主人公が警察に逮捕される場面を書いたら、後が続かなくて断念。最初で最後の小説でした。

本好きに5冊でおさめろ言うのが無理。書ききれないので後は番外編として。

番外1
ドリトル先生シリーズ ヒュー・ロフティング 著
小学生の頃、あまりに面白くて徹夜して読んだ。次の日、寝不足で学校を休んだ。後にも先にも小学校をサボったのはあの日だけ。子供の頃なりたい職業No.1は「猫肉屋」でした。
番外2
成吉思汗の秘密 高木彬光 著
「成吉思汗」この名前に隠された謎。義経は海を渡って・・・。歴史ロマン心を掻き立てる一冊。
番外3
邪馬台国はどこですか? 鯨統一郎 著
歴史推理短編集として、今まで読んだ本の中で一番面白かった。
番外4
黒後家蜘蛛の会 アイザック・アシモフ 著
何度読んだかわからない。アシモフと言えばファウンデーションシリーズが有名ですが、私にとってはこの本こそアイザック・アシモフ
番外5
摩天楼の身代金 リチャード・ジェサップ 著
人質のとり方、身代金の受渡し方法、ラストの落ち。どれをとっても一級品。身代金小説(そんなジャンルがあれば)ではベストの1冊。
番外6
復讐法廷 ヘンリー・デンカー 著
様々な法廷小説があります。どれか一つあげろと言われれば、私は迷わずこの1冊。
番外7
逃げる殺し屋 トマス・ペリー 著
この本を読んで、なりたい職業が殺し屋になりました。でも、どうやってなるのかわからず挫折。
番外8
森博嗣氏の著作。
S&M、V、四季、G。幾つかシリーズがあります。私はやはりS&Mシリーズが一番好き。でも、好きなキャラは紫子。彼女が唯一まともな感受性を持っているから。
番外9
女王陛下のユリシーズ号 アリステア・マクリーン 著
海洋冒険小説の傑作。マクリーンの他の著書は読まなくてもいいけど、この本は読んだほうがいい。
とりあえずこの辺で止めておきます。
文学作品が殆どないなぁ〜。
■バトンを渡す人5人
う〜ん、探してみます。
82.8