完読No.77 聖骸布血盟 下 フリア・ナバロ 著 ランダムハウス講談社

結論から言うと面白かったです。現実の調査の場面と聖骸布の歴史を綴った場面が程よく混ざって、緊張感を保ちつつ、歴史物語も堪能できる。この作品が著者の初長編小説だと聞けば、驚きも増す。
以下ネタバレ
聖骸布が、何故科学的な調査では後世に作られたと出てしまうのか?その理由の一つの解答としてこう言う考えもあると思う。