No.49 ティム・バートンのコープス・ブライド シネマ・ロサ

doradora05112005-10-23

http://wwws.warnerbros.co.jp/corpsebride/
1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
絵は綺麗でした。現実の世界をモノトーンで暗く、死者の世界を明るく楽しそうにしている。
以下ネタバレ
貧乏貴族が、お金持ちの成り上がりとの婚姻を画策。双方の需要と供給が一致。親の腹黒い企みに反して、結婚する当人達は人がいい。幸せな結婚を夢見る貧乏貴族の娘(ビクトリア)と、内気で自信が無い成金の息子(ビクター)。二人は式のリハーサルの日に初めて会いました。リハーサルを失敗したビクター。落ち込んで森の中へとぼとぼと・・。1人結婚式の練習を!指輪を枯れ枝にそっとはめて練習。すると地面からコープスブライド(死体の花嫁)が登場。「お受けいたします」。
色々と感想を読むと「切ない」と言う表現が多々あった。切ない・・・。そうなんだろうな。面白くなかったわけじゃないんです。何となく好きなストーリーじゃなかっただけ。隣に座っていた子供達が、椅子をバッタンバッタンさせていて、集中できなかったせいもある。この映画を子供が見ても面白いのだろうか?変な顔の人が出てくるとケラケラ笑っていたので、ストーリーと関係ない部分でうけていたようです。私が見たのは吹き替え版。ガラガラでした。人気ないのかと思ったら、次の回(字幕版)は外に行列が出来てました。やはりティム・バートンジョニー・デップのコンビで見たいんでしょう。吹き替え版の声優が、知らない人ばかりでした。ミュージカル仕立てだから?
ラストシーンは綺麗でした。あれはキリスト教的世界観では無いような気がしました。
成仏だよ、あれじゃ。そうすると「死者の世界」は何なの?仮の場所?そこが妙に気になった。
映画館を出た後、子供達がカクカクした動きを真似ていたのは可笑しかった。
83.0