ワナ 後編 仕組まれたシナリオ 作・嵐田武 画・柳田東一郎 近代麻雀

「ラストバイニン」の原作者の作品。
以下ネタバレ
前編の謎が次々と明らかに(当り前ですが)なる。やはり風見は重要な役でした。文字通り「役」でした。全てのピースが綺麗にはめられていく。納得がいく結末でした。敢えて難を言えば、麻雀漫画雑誌なので、心理的に追い詰められる過程でもっと麻雀を生かして欲しかった。勿論、普段は振り込まないようなハイを振り込む云々の描写で充分といえば充分ですが、麻雀のルール特有の何かトリックを使って欲しかった。でも、非常にレベルの高い作品でした。掲載雑誌が近代麻雀なのが勿体無い。