WOWOWエキサイトマッチ 8/28放送分

S・ウェルター級12回戦(2006年7月15日、ラスベガス)
シェーン・モズリー(米国、カリフォルニア州
34歳(1971年9月7日生)身長175cm、リーチ188cm47戦42勝36KO4敗1無判定
元3階級制覇王者元WBAWBC世界S・ウェルター級王者
WBC世界ウェルター級王者元IBF世界ライト級王者
WBC世界S・ウェルター級1位、WBA2位、IBF6位WBO世界ウェルター級3位

フェルナンド・バルガス(米国、カリフォルニア州
28歳(1977年12月7日生)身長178cm、リーチ188cm29戦26勝22KO3敗
WBAIBF世界S・ウェルター級王者
WBC世界S・ウェルター級2位、WBA9位、IBF11位
WOWOWのhp引用

今年2月、両者はWBAのスーパー・ウェルター級次期挑戦者決定戦でグローブを交え、モズリーが10回TKO勝ちを収めている。ただし、内容的にはほぼ互角の展開で、バルガスの腫れが酷くなったためのTKOだった。
5ヵ月の期間をおいてのダイレクト・リマッチだが、前回同様、ともに現有戦力で戦うことになる。一度手合わせしているということが、はたしてどちらに幸いするか。体格、体力ではバルガスがわずかに勝るが、スピードと技術ではモズリーに分がある。バルガスはプレッシャーをかけながらロープ、コーナーに追い込みたいところだが、モズリーが易々と許すとは思えない。むしろリマッチではモズリーのスピードにこそ最大のアドバンテージがあるような気がする。立ち居地を忙しく変えながらワンツーを繰り出せば、バルガスは簡単には踏み込めなくなるはずだ。
クリーンなノックアウトは難しいだろうが、前回よりも明白な差をつけて勝利を握ることは可能だろう。逆に、バルガスのプレスにモズリーの動きが制約されるようだと、再び混戦になる可能性もある。

何ていいカードなんだ。これでタイトルマッチじゃないんですよ。凄い。流石アメリカ。ヘビー級のチャンピオンがいなくても、やっぱりボクシング大国。
6R TKOでモズリーの勝ち。モズリーは全盛期の力を取り戻しつつあるように見えた。6R、バルガスをダウンさせたパンチは凄かった。左フックなんですが、横からじゃなく、正面からストレートのように顔面を捉えました。モーションが大きくない上にハンドスピードが速いのでバルガスもまともに喰ってしまいました。久しぶりに凄いダウンシーンでした。パンチを打つ時に右足を思いっきり後ろに引いてその反動で左手を前に出している感じでした。上からのカメラがいい映像を撮ってました。打てったって打てないパンチです。凄かった。モズリーのいい面ばかりが目立った試合でした。初戦の時の接戦ではなかった。モズリーの完全復活。バルガスはしばらくお休みですかね。好きなボクサーなんで残念。モズリーはこの辺の階級の台風の目になりそう。実力人気ともにあるのでいいカードを組めそうです。メイウェザーあたりと組んでくれると面白い。似たタイプのボクサーなので緊張感のあるいい試合になることでしょう。