No.9 大帝の剣 新宿オスカー劇場   

http://www.taitei.jp/index.html
1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
以下ネタバレ
原作・夢枕獏、主演・阿部寛、共演・宮藤官九郎大倉孝二、監督・堤幸彦
好きな物を好きなだけ取っていいよ、と言われた食べ放題のような布陣。しかし、感想は・・・・。
全てはあいつのせいだ!!!!それなのに↓こんな事言っているし・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070408-00000002-maia-ent
現代劇なら、ギリギリ綺麗なのかもしれない、これだけB級だったら、演技力も要らないのかもしれない。でも、酷かった。個人的には嫌いじゃないんですよ。綺麗だと思うしね。しかし、わざとやっているんだろうけど、着物はブカブカだし、お姫様って感じじゃないし。天草四郎役の黒木メイサや異能力車の杉本彩(必然性の無い風呂場での攻撃。オジサン心を満足させてくれました。)の方が全然良かった。
これじゃ、ただの個人バッシングになってしまう。
他の話題。
宮藤官九郎さん、刀を使わない忍者・佐助を熱演?気が弱いけどお姫様が大好き。そのちぐはぐ感と得意技が足が速い事と関節技という妙な設定。それが彼の気の抜けた演技に合ってました。大倉孝二君、出番は少ないけど、印象的でした。強いんだか弱いんだかさっぱり分からない忍者の役。一応、阿部ちゃんを追い詰めたので強いのかな?
阿部寛さん、この役は彼しかいない。しかし、設定が黒人(たぶんハーフ)って・・・・。あの子供が、阿部ちゃんに成長するのか?
堤幸彦監督、この荒唐無稽な設定をよくまとめてくれました。それに拍手。
江守徹さん、彼のナレータが無ければ、この話、さっぱり分からなかった。
追記
隣の劇場で「プロジェクトBB」が上演していた。初日の初回。行列が出来ていました。ジャッキー恐るべし。それともお父さん(Mr.ブーことマイケル・ホイ。中学生の頃、あだ名がブーでした。声担当の広川太一郎氏は今でも私の中ではNo.1声優です。)目当てか?