完読No.109 逃亡くそたわけ 絲山 秋子 著 講談社文庫


裏表紙

「どうしよう夏が終わってしまう」軽い気持ちの自殺未遂がばれ、入院させられた「わたし」は、退屈な精神病院からの脱走を決意。名古屋出身の「なごやん」を誘い出し、彼のぼろぼろの車での逃亡が始まった。道中、幻聴に悩まされ、なごやんと衝突しながらも、車は福岡から、阿蘇、さらに南へ疾走する。

以下ネタバレ
解説・渡部直己。解説が妙に難しかった。「マルクス経済」なんて文字久しぶりに見たな。そんなに難しく考えないといけない話なのか?私は軽い気持ちで読みました。映画になるらしい。美波さんと吉沢悠さん。登場人物は殆どこの二人。そしてひたすらぼろぼろ車でガタゴトと。どんな映画になるんだ?
最近、知り合いが落ち込んでいるのでついついこういう本を買ってしまった。どうも、自分もその気があるような・・・・。まぁ、仕事があるから取り敢えず夜は寝て、朝は起きて電車に乗って会社へ行くけどね。