完読No.39 フロスト気質 下 R・D・ウィングフィールド 著

創元推理文庫
裏表紙

幼い少年の失踪は誘拐事件に変貌した。身代金受け渡しの場へと急行するフロスト警部だが、その鼻先で事態は思わぬ展開を見せる。はたして少年の安否は……? 母子4人殺害事件をはじめ、解決を要する案件はほかにも山積みで、警部の疲労とマレット署長の不機嫌は募るばかり。キャシディ警部代行との仲も悪化する一方で、状況は八方ふさがりだ。悪態をつきながら雨中を駆けずりまわるフロスト警部に、光明は訪れるのか? 解説=荻原浩

以下ネタばれ
終盤へ向けての畳み掛けるような展開。スピード感があってスリリングです。そして、間に合ってよかった〜。
事件とは別に、女性警部の変身した姿と同僚と仲良くゴールイン、という余禄もありました。
どんな小さな事も、このシリーズでは見逃せませんよ。既に、続きは出ているんだよね?早く、翻訳してください。