完読No.47 敗れざる者たち 沢木 耕太郎 著 文春文庫

doradora05112008-10-19

裏表紙

人生でただ一度だけの青春の時を勝負の世界に賭けて燃え尽きていった者たちの姿を、若きノンフィクションライターが哀惜こめて描く情熱的スポーツロマン。無人のリングやグラウンドに、ボクサーが、ランナーがらバッターが、サラブレッドが、騎手が佇む。彼らの曳く長い影が、あなたにははたして見えるだろうか。解説・松本健一

以下ネタばれ
・クレイになれなかった男
・三人の三塁手
・長距離ランナーの遺書
イシノヒカル、おまえは走った!
・さらば 宝石
・ドランカー<酔いどれ>
かなり昔、沢木さんがこれを書いたぐらいの年齢の時に読みました。ある種の衝撃を受けました。そして、物書きになろうと思いました。書き始めたそれのタイトルは「沢木になれなかった男」。オープニングでいきなり主人公が捕まる。彼はテロリスト。これは船戸与一さんの影響。結局、1ページも書けなかった。未だに書く予定は無い。今は、戯曲をやりたいけど。