完読No.45 夏から夏へ 佐藤 多佳子 著 集英社文庫

裏表紙

早く走るだけでは世界を相手に戦えない。リレーでは、速く確実なバトンつなぎも重要だ。
2007年世界陸上大阪大会でアジア新記録を樹立。08年北京五輪のメダルに全てを賭ける日本代表チームに密着した、著者初のノンフィクション。
酷暑のスタジアム、選手たちの故郷、沖縄合宿へと取材は続く。
大阪と北京、2つの夏の感動がよみがえる!2大会のアンカー走者・朝原宣治との文庫オリジナル対談つき。

小さい頃、運動会が嫌いだったが、なぜか、リレーは燃えた。
自分が出場したのは1回ぐらい・・・・。
噂で、速い奴というのは伝わってくる。
オリンピックでは、花形の競技ではないが、日本人は好きだよね。
そして、メダルを取れる数少ない(唯一?)短距離競技。

北京は感動したもん。

その辺のテレビでは見えてこない部分を丁寧に取材して文章化した本。

短距離走って、こんなに頭を使って、繊細で、すごいものなの???

ただ単に、足の速い人が出ているだけじゃないんだ。

見る目が変わった。