No.4 ヒックとドラゴン 新宿バルト

1.★★★★☆
客観的な目で見た評価
2.★★★★☆
思い入れを含んだ評価

会社を半休して(人事上は夏休みの一日)、観に行きました。
前半は、がっつり寝ました。
因みみに、内容のせいではなく、もう、ただただ眠たかったから。
映画館って何であんなに気持ちよく眠れるんでしょう♪

で、内容。
以下ネタばれ含む。


あるバイキングの村。
昔からドラゴンに悩まされている。
ドラゴンを倒してこそ、一人前のバイキングと認められる。
主人公のヒック。
族長(村長?リーダー?)の息子。
中身は別として、外見はひ弱。
でも、臆病では無いし、ドラゴンを倒したって気持ちは持っている。


ある日。
いつものように襲ってきたドラゴン。

ヒックが作った変な機械で放った武器が、そのうちの一匹に当たる。
当たったよね?

誰も信じない。

ヒックとドラゴンは出会い・・・・・・。

異なる世界に住む生物同士の交流。
言葉は通じなくても、分かりあえる。

この辺は、王道です。

実は私、3D映画を見るの初めてなんです。
それがこの映画で良かった。
まさに、3Dの良さを存分に感じる事が出来ました。

ドラゴンに乗って空を疾走するヒック。
その場面が、物凄く素敵。
っていうか、その場面だけでも2000円の価値あり。
3Dってもっと気持ち悪くなるかと思っていたけど、全然ストレスも無く見れま
した。

何でもかんでも3Dにする必要は無いけど、3Dが生きる場面って言うのはある。

予想される展開と結末と・・・・。
分かりやすいし、先が読める、でも、楽しい。
表面的には、子供向けの活劇だけど。

人間の成長。子供と親の関係。女の子との関係。異世界の生物との関係。etc.
大人になるための過程。

父親側からの視点もいい感じ。

でも、でも、一つだけ合点がいかない。

最後の最後の方の場面。

めでたしめでたしの場面で、ヒックの独り言みたいに入る言葉。

「ペット」
ドラゴンを「ペット」と表現しているんです。

え〜、これだけの事を2時間近く見せておいて、扱いはペットですか????

例えば、「うしおととら」のとらの事をペットって言わないよね?
金色のガッシュベル」のガッシュの事をペットと言わないよね?
「さざえさん」のたまをペットと言わないよね?これはいいのか。
兎に角、ペットと飼い主の関係じゃないのよ。
パートナー?(あんまり好きな言葉じゃない)、ピッタリの言葉、相棒?
そう、相棒。
いくぜ、まめたん。はいな、あんさん。の関係。(分かりにくいよ)

私が観たのは吹き替え版なので、そう訳されていたのかな?
文脈上もペットだったから、誤訳ではないと思う。

製作者側の意思???

字幕版ではどうなっていたんだろう???

それにしても、この映画、「ナウシカ」に似てる。
最後の場面なんてオウムと和解した後の風の谷みたいだし。
ドラゴン(トゥース)はガンシップだし。
2つだけ???
ん〜、全体の雰囲気ね。

そうそう、ドラゴンが猫みたいなの。
動きの参考にしたのは猫だな。
顎の下をカリカリされると、気持ちよくてふにゃふにゃになるところが可愛い。
ん、ペットでいいのか?