恋の門 羽生生純 著

1,2巻では何故松尾氏が監督を引き受けたのか、今一納得していなかったが、3,4巻を読んで納得。毬藻田だ。彼は松尾氏に非常に良く似ている。外見はそうでもないが、考え方と言うか動きと言うか雰囲気が似ている。原作の羽生生純は松尾氏をモデルに毬藻田を創作したのではないかと疑りたくなるぐらいだ。
話としては相変わらず愚痴愚痴しているだけなので軽く流す。男女の仲は所詮本人同士にしか分からんし。
話にはあまり関係無いが、恋乃の両親がコスプレで登場。それコスプレがイデオンの主人公だったのには笑った。しかもコスプレ暦20年。「私はサラブレットなの」と恋乃が言うシーンは可笑しかった。しかし、イデオンを持ち出すあたり羽生生純は私と同年代だろう、しかも1970年生まれだろうと直観的に思った。正に1970年生まれだった。特別な理由は無いが、たまに変な勘が当たる時がある。
加えて安部セイキ。絵で見ても気持ち悪いが、映画では皆川猿時が演じる。合っているかどうかは別として演劇界でも1,2を争う気持ち悪いキャラだけに期待。嫌がる人もいるが私は皆川ファンなので。
その他で気になるキャラ。園決理。演じるは小島聖。園の言葉と行動が興味深かった。誰が演じるのだろうと思っていたら小島聖。彼女は松尾氏のプロデュース公演に出演した事もあるので選ばれたのか?園のイメージとは少し違うような気がするが、門を巧みに誘って欲しい。
最後に恋乃の母。原作ではそれ程重要な役ではない。演じるは大竹しのぶ。何かあるだろう。
松尾氏は大竹しのぶが大好きなのできっと面白い役になるはず。期待。
漫画の方は途中までしか読んでいない。
しかし、明日試写会へ行く。尤も会社が早く終らないと間に合わないのだが・・・。
月末最終日だけに早退は出来ないし・・・。
神様に祈るのみ。