デスノート 少年ジャンプ

2,3週停滞していたので今週号の展開は嬉しい限り。頭を使う漫画が好きな一方で、少年漫画チックな展開も好きなので新たなキャラの登場は歓迎。但し、あまりに増えすぎると本来の姿が霞んでしまうのでせいぜいあと2人ぐらいだろう。若しかしたらここであの女性が登場するのか?暫くはヨツバG対L&ライト連合で話が進むのだろう。L対キラで進むと直ぐに終ってしまいそうだから仕方が無いですね。まぁ、連載が少年ジャンプなのでこれぐらいは許せる範囲。
ラストシーンに関しては賛否が分かれるところ。私は基本的には好きなシーンですが、デスノートにあのシーンが必要かどうかは分からない。「死」に対する感情的な部分を前面に出しすぎると浪花節になってしまうので程々に押さえて欲しい。と言うより押さえて来ていた。
それがデスノートの魅力の一つだし。
今日はLの素性についてまた妄想を膨らましてみよう。
Lはその天才的才能のゆえに子供の頃から犯罪に手を染めていた。特に詐欺行為ではその天才性が発揮されていた。ある詐欺を計画中に一人の大富豪と出会う。自分が騙されそうになったにもかかわらずLの底知れない才能に見せられた大富豪はLを養子に迎えた。
その後はテニスのチャンピオンになるなど各方面に才能を開花させた。
ある時その大富豪が財界の不正を暴く過程で暗殺される。大富豪の死の真相を暴き犯人を見つけるために犯罪捜査の道へ入る。その時の功績から今現在のLが誕生した。
ワタリはその大富豪の執事。今回出てきた泥棒と詐欺師はその時に知り合った。
デスノートで一番の「謎」はLの存在。デスノートの秘密は読者には提示されているし、ライトに関しても同様。
話を元に戻す。今回、ワタリが捜査に協力している警察官の生活の保障をする云々、と話をした。当然、あのタイミングで言うようにLから指示されていたのだが、Lとしては彼を捜査から外したかったんだろう。それがどういう意図かははっきり言わないが、私はLの優しさだと思う。最初の登場よりLの人間的な幅は広がって来ていると思う。少年誌的な正義の味方VS悪の手先な展開は希望しないが、キャラクター的にライト寄りになりそうな展開を今回のようなエピソードを交える事でLに対して読者をひきつけさせるのは賛成。
以上 妄想終わり。