コニー&カーラ 試写会 九段会館

1.★★★★☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
売れない2人組があるきっかけでロスへ。仕事探しの中入ったショーパブでドラッグクイーンのショーを目撃。たまたま空きが出たとの情報を聞き、一大決心。
ミュージカルとまでは行かないがミュージカルの名曲の数々が流れる。主人公の二人は歌が上手い。ともすれば只のいい話に終りそうなところを歌唱力で説得力のある話にしている。
個人的には主人公の女性は女性でいる時より女装した男性を演じている時の方が綺麗に見えた。
そして主人公にからむ男性として「Xファイル」でお馴染みのモルダー捜査官が出演。少しお堅い男性の役を好演。彼のゲイの物真似は可笑しかったが、私以外は笑っていなかった。
残念ながら、主人公の女性に感情移入できなかったので思い入れ度は低い。この映画は女性の方が評価が高いと思う。試写会場は満員で爆笑の渦でした。
最後のシーンにデビー・レイノルズと言う女優さんが出演する。「雨に唄えば」に出演した人らしい。有名らしいが全然知らなかったのでネットで検索。なんとキャリー・フィッシャーのお母さんだった。こちらの方にビックリした。
脚本&主演のニア・ヴァルダロスが誰かに似ていると上映中ずっと考えていた。一晩寝たら思い出した。「天使にラブソングを」の太った修道女役の人だ。調べたが分からなかった。年代的には1992年の作品でニア・ヴァルダロスが1962年生まれなので充分にありえるのだが・・・。
バーテンダー役の人が、女装するとある人に似ていた。会社の後輩。たまたま昼に打ち合わせしたばかりだったので余計にそう思った。勿論、後輩は女性。流石に似ているとは言えない。
映画の中で「女装した男性」の事をどうして「ドラッグクイーン」と呼ぶのか?話すシーンがある。私も何故だか知りたかった。映画の中では結論は出なかった。
検索したらこんなサイトがあったので内緒で貼り付けます。
ドラッグクイーン
ちゃんと意味があったのね。
ドラッグクイーン物としては「プリシラ」の方が私は好きです。
追記
キャリー・フィッシャーはノン・クレジットながらも「天使にラブ・ソングを…」や「リーサル・ウェポン3」の脚本リライトなども担当している、らしい。