No.57 犯さん哉 CUBE PARCO劇場 

http://info.pia.co.jp/et/play-p/okasankana/okasankana.html
★★★★★
以下ネタばれ
予想していた以上にちゃんとしたコメディでした。もっと、脈絡無く単発的な笑いだと思っていました。しかし、ケラさんはケラさんの好きな笑いをこれでもかっと詰め込んでくれました。人間って2時間以上笑い続けることが出来ないんだって分かりました。前半は悶絶しつつ笑い転げましたが、後半は細かい笑いを拾いきれませんでした。これから観に行く方は、体調を万全にして観に行くべし。勿体無い。
各役者さん
古田新太さん:言うこと無しです。舞台上で殆どの時間、○○○一丁でした。神々しさすら感じました(言いすぎ)。カーテンコールでのあの自信に満ちた顔を見たら、何も言うことはありません。
中越典子さん:正直、全然期待していなかったのですが、かなりよかったです。コメディエンヌとしての才能があります。よくあそこまでやってくれた。唯一の心配事が、ひくっり返って倍になって帰ってきた感じ。更に、意外なほどの運動神経も見せてくれました。拍手。
犬山イヌコさん:首位打者クラスの女優さんなので安心して観れました。ボケたお母さん役。最高。「生まなきゃよかった」。
姜暢雄さん:ファンの方すいません。姜さんの女装(下着姿に)にクラクラしてしまいました。イケメンは女でもいける。あの適度に肉がついている感じが、スタイルのいい女性よりぐっとくる。これは女性には分からないだろう。
大倉孝二さん:最近テレビでお見掛けすることが多いけど、やっぱり舞台上では抜群です。半○○は反則。そして、「みざりちんこ」。この芝居中、一番笑いました。意味が知りたければ、芝居を観に行くか、DVDを買って下さい。
・八十田勇一さん:出演者の中では一番まともな役でした。逆にこういう芝居では難しいだろうと感じました。大倉さんとのユニゾンは見事でした。
入江雅人さん:とんち問題のシーン。最高。き○がい博士。最高。
・山西惇さん:確かに変な顔です。しかし、あれは酷い。今後は、山西さんを見たら「化け物」と言ってしまいそう。
笑いのシーンを細かく書くことは出来ないが、構造的にケラさんらしい、一拍間を置く笑いが多く、その笑いのファンである私は十二分に楽しめた。逆に全く意味のない動きで笑わせるシーンはそれ程受けなかった。まぁ、後半だったので疲れていて反応できなかったんだけどね。
来週末までやってます。当日券も出ているみたい。まだ観てない方はPARCO劇場へ!!もう一回観ようかな。
全然関係ないけど。