プライド フジテレビ

印象に残った試合。
第4試合(1R10分、2、3R5分)
高橋 義生(パンクラス)対イゴール・ボブチャンチンウクライナ
結果:1R1分10秒KOでイゴール・ボブチャンチンの勝ち
イゴール・ボブチャンチンがミドル級に落としての参戦。最初は病気?かと思ったが、動きを見て減量だと納得。ヘビー級時代よりかなり早くなっている。ロシアンフックが決まったのを久しぶりに見た気がする。高橋義生は研究してこなかったのだろうか?あまりにもディフェンスがお粗末だった。ロシアンフックはスローで見ると手の甲が当たっているように見えた。
ミドル級が俄然面白くなった。
第6試合(1R10分、2、3R5分)
セルゲイ・ハリトーノフ (ロシア)対チェ・ム・ベ (韓国)
結果:1R3分23秒KOでセルゲイ・ハリトーノフの勝ち
試合はハリトーノフが格の違いを見せつけて完勝。そして今まで気が付かなかったが、ハリトーノフの師匠ってヴォルク・ハンでした。
ここ最近プライドを見てなかったので知らなかった。
そしてヴォルク・ハンへのインタビュー。「ヒョードルが知らない技で勝つ」。
ヒョードルハリトーノフ戦よりヒョードルヴォルク・ハン戦が見たい。
ヴォルク・ハンは打撃は強くないが、打撃に対するスタミナが非常にある選手だった。
打撃でボロボロにされても最後に関節技で決める。そんな選手でした。
そう言えば、フロントチョークを極めたまま相手の体をひっくり返しみぞおちに肘→拳を落とす技を実演していた。リング上では使えないが、実際の戦闘では使うらしい。コマンド・サンボ恐るべし。
第10試合(1R10分、2、3R5分)
ミルコ・クロコップクロアチア)対マーク・コールマン(米国)
結果:1R3分42秒KOでミルコ・クロコップの勝ち
一番見たかった試合。 結果的には格の違いを見せつけた形になった。マーク・コールマンもいい選手だが、タックルに対する防御に関してはミルコは世界有数なので予想された結果。
ランデンルマンに敗れた試合は明らかな調整不足だし、技術的には寝技では倒せない選手だと思う。ヒョードル戦が今から楽しみだ。私はミルコ・クロコップのファンなので打倒ヒョードルです。一つだけ心配なのは今日のミルコをヒョードルが知ってしまったと言う事。ミルコはこの試合を調整試合と位置づけ更なる研鑚を積んで欲しい。
出来ればヒョードルはミルコと試合をするまで戦わないでほしい。それぐらいのハンデがあれば勝てる。微妙なハンでだけどね。