No.59 ディック&ジェーン 復讐は最高 試写会 ヤクルトホール

doradora05112005-12-22

http://www.sonypictures.jp/movies/funwithdickandjane/
1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
ジム・キャリーは「トゥルーマン・ショー(1998)」以来なので随分久しぶり。
以下ネタバレ
CEOのマカリスター(アレック・ボールドウィン)の計画倒産により職を失ったディック・ハーパー(ジム・キャリー)。妻のジェーン(ティア・レオーニ)は夫の昇進(実はマカリスターに騙された)に浮かれて旅行会社を退職。収入が無くなり貧乏のどん底へ。貧乏脱出の手段に夫婦が選んだのは泥棒。何とか元の生活を取り戻し、これを最後と計画した銀行強盗。同時にもう一組の強盗が、なんと元同僚夫婦。彼らは警察に捕まり、ディックとジェーンはホッと一安心。そんな時、テレビではディックが容疑者として逮捕される、と言うニュースが流れた。混乱するディック。さぁ、二人はどうする?
ここから本題なんですが、この時点で約1時間が経過してます。 約90分の上演時間なので2/3が経過してます。マカリスターへの3人(夫婦のほかに騙された財務担当重役)の復讐がチャッチクなってます。
一応、笑える映画です。突込みどころは満載ですが、気にならない人は気にならないでしょう。お正月、物凄い暇だったら見てもいいかな?
私はお金払ってまで見たくないけど。大体、人が不幸になった様子を見て笑うのは、好みじゃない。強盗するときに何故手袋をしないのか?貧乏になったからって強盗してもいいのか?強盗して得た金で金持ちの生活をするのか?一見、可哀相なんだけど、元々金の無い人はもっと大変だ。マカリスターを引っ掛けて大金を得るわけだが、幸せって金なの?と、ぐずぐず思っていた。元同僚の最後の台詞。「XXXXに就職したよ」。
あっ、これか。人間は懲りないんだな。それが言いたかったのか。だったら、それまでのリアリティの無さは納得できる。