ラストバイニン―記憶― stage.10(原作:嵐田武、作画:玉置一平)近代麻雀

儚くそして切ないバイニンたちの生き様を描くオムニバスストーリー
今回のは記憶の話。「記憶を消します」看板が出ている会社。お客は殆どこない。何故なら記憶を消せるのは「適合者」のみ。誰でも記憶が消せるわけじゃない。これは作者のこだわりだそうです。記憶を消す事がテーマの話は多々ありますが、その辺をしっかり設定している話は殆ど無い。
誰でも消してしまえると社会がパニックになる。
物語
以下ネタバレ&下ネタ(女性の方はここでストップ)
主人公はバイニン。南雲清志。東京に出てきてある女性と知り合う。松崎一美。同棲しているが、働かずひも状態。一美はネイルサロンを経営する夢がある。そのためにお金を溜めている。そのお金を使ってしまう清志。怒る一美。清志はその事には悪いと思いつつ、部屋で見つけた写真を見て激怒。その写真には一美と男性が裸で写っていた・・・。結局、二人は別れる。その後、清志は街で見かけた「記憶を消します」と言う看板に誘われて「御手洗研究所」へ。実は、冒頭で一度彼はここを訪れていた。彼は「適合者」。またまた記憶を消してもらう。
そうして数年が過ぎた。ある日、清志は1人の女性と出合う。彼女は松崎一美。そう、彼女も「適合者」だった。清志が御手洗研究所を訪れたのは3度目。3度?実は冒頭のシーンの前に一度訪れていた。そして例の写真の男性は清志だった。助手の石岡に御手洗博士が告げる。結局、好みって変わらないのね(おいおいそういう話じゃない(作者))。
さて、しつこく登場人物の名前を書いたがお気付きだろうか?
主人公:南雲清志
恋人:松崎一美
博士:御手洗
助手:石岡
島田荘司、御手洗清シリーズの登場人物なんです。
私は近代麻雀の読者でこの事に気がつく人はいないと思いました。因みに清が清志、和美(石岡)が一美なのは、最初の設定が清志と一美なんだそうです。それは知りませんでした。
全くこの漫画とは関係ありませんが、気になった事。
清志と一美の同棲シーンで一美が裸エ○ロンで登場。
男性の70%は同棲したら彼女に裸エ○ロンになって欲しいと思っています(独自調査)試しに「裸エ○ロン」をヤフーで検索すると約1,130,000件もヒットしました。ビックリ。
フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』にもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%B8%E3%82%A8%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%B3
定義はどうでもいいのですが、何故男性は裸エ○ロンが好きなのか?
私はアダムとイブにその原型があると考えます。禁断の実を食べた後、二人が真っ先にしたのは、葉っぱで局部を隠す事でした。これが裸エ○ロンの始まりです(嘘つけ)
暮れも押し詰まっててきたので思考が暴走してます。因みにお前はどうなんだ?裸エ○ロン。して欲しいのか?それはまた来年。(バカ丸出し)
83.6