生放送でした。
三谷さんの作品は過去にも何度かWOWOWで放送されました。「12人の優しい日本人」はチケットが取れず今放送を楽しみにしていました。
以下ネタバレ
結論を先に言うと、やっぱり映画の方が面白い。
脚本はほぼ同じ。ストーリーの変更点は無かったです。細かい台詞の違いはある。
大きな問題点は、期待が大きすぎた事。劇場で観ていたら（チケット代9000円）、がっかりしていたと思う。何がどう違うって・・・。役者？映画の方が知らない人が多いし。（ただし、江口洋介よりトヨエツの方が良かった。）何でもメモする女性は石田ゆり子ではきれい過ぎる。行き遅れた感じが出ない。退場のシーンで温水洋一が飲みに誘っていたけど断らないで欲しかった。
あっ、好きな台詞が受けなかったから？「ついでに肥満児も連れて来い〜」ボソッと言うので客席の反応皆無。「赤だったんだ」これは「坂道だった」に変更されていた。あの台詞で急展開するのにっ。若乃花と貴乃花の話は朝青龍と琴欧州の話に代わっていた。映画版で味わえたカタルシスがこの舞台では感じられなかった。でも、初めて観たんなら面白いと感じたと思う。DVD化された同じ脚本の映画があるって言うのは不利だね。結末が分かっていると面白さが半減するタイプの話だから。
82.4
