No.20 陽気なギャングが地球を回す 試写会 よみうりホール

doradora05112006-04-18

1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★★☆←思い入れを含んだ評価
http://www.yo-gang.com/
伊坂幸太郎の同名の原作を映画化。原作を読んでいるのだが、殆ど記憶に残っていないので原作と比べて云々と言う事は出来ない。
出演は大沢たかお佐藤浩市松田翔太鈴木京香加藤ローサ
ストーリー的には題名通り「陽気なギャング(大沢、佐藤、松田、鈴木)」が銀行強盗をする話。
偶然出会った4人が銀行強盗を計画。一見成功したように思えたが、逃走途中に強盗に待ち伏せされ現金は強奪される。誰かの裏切り?そして黒幕が現われ第二の銀行強盗を計画。二転三転する展開。最後にはあっと驚く結末が?
エンターテイメントを目指しているのはよく分かるけど、別に内容が軽くなきゃいけない訳ではないでしょう。もう少しギリギリの所があった方が面白いと思いました。ラストももっと驚かせて欲しかった。脚本をもう少し手直しすればもっと面白くなったのに。
出演者はよかったです。佐藤浩市。どちらかと言えば寡黙でクールな感じの役が多い気がする。今回は喋りまくります。延々と。それが今までとギャップがあっていい感じ。
鈴木京香。こんなに細かったっけ?もっとふっくらしているイメージがありました。でも、綺麗だからいいでしょう。シーンが変わるごとに衣装が変わる。何着持っているんだこの女性。
他には小劇場ファンには喜ばしい人達が多数出ていました。
大沢たかおの上司役に松尾スズキさん。書類を持ち切れないほど抱えて落とす。こればかり。
田中商店(メカ部門担当)の古田新太さん。出番は少ないけど印象的です。
ニセ警官の中山祐一郎さん。声を聞いただけで彼だと分かりました。
銀行の支店長?(2度目の方)の篠井英介さん。あの長い鼻で非常ベルを押そうとするシーンは笑えた。
そして何と言っても大倉孝二さん。鈴木京香の元旦那役。影の主役です。出世してますね。
ストーリーとは関係無いけど鈴木京香の子供。私と同じ名前でした。よくある名前なので驚きはしませんが、鈴木京香に名前を呼ばれて妙に嬉しかったのは私だけではない筈。
その子が大人たちに出したクイズ。
・像を冷蔵庫に入れるための3つの条件
・キリンを冷蔵庫に入れるための4つの条件
知りたい人は映画を見てください。