★★★★☆
作：福島三郎
演出：ケラリーノ・サンドロビッチ
出演：橋本じゅん、橋本さとし、八嶋智人、山内圭哉、堺雅人他
ある意味、小劇場系オールスターの布陣です。期待するなって方が無理。
http://www.parco-play.com/web/play/uwasa/index2.html
以下ネタバレ
あの福島三郎が、泪目銀座の脚本家が、こんな本を書くとは・・・・。まずそれが一番の衝撃。作と演出が逆なら素直に納得できるけど。実は、前半チョッと寝てしまったんです。なので、話については書けない。でも、少しだけ触れると、複雑な人間関係が色々と入り組んでいて何がなんだかよく分からない話。おそらく、これ↓を読んでから見ても分かり難いんじゃないかと思う。http://www.parco-play.com/web/play/uwasa/story.html
内容が難解なんじゃなくて、人間関係が複雑。一度、最後まで観てから、もう一度観るといいかも。この濃い面子の中で、いい人堺雅人さんがどういう演技をするのか興味がありました。まさか、あんな役なんて・・・。ファンが減るよ。いや、逆に変な嗜好のファンが増えるかも。でも、この性癖なら「ビューティフルサンデー」でやっていたけど（あれの時はもっと綺麗に描かれていたけどね。）。私が一番嬉しかったのは両橋本が漫才コンビを組んでいた事。なんだか、嬉しかった。じゅんさんの突っ込み。さすが。八嶋智人は相変わらずメリハリの利いた演技でした。ややうざったい感じと胡散臭い感じが同居するいい演技でした。山内圭哉、この役はあてがきなんじゃない？と思わせるほど、キャラクターに合ってました。長〜いキスシーンでは、女性ファンの悲鳴が聞こえた。ＤＶＤになったら欲しい。
