No.38 グエムル -漢江の怪物- 中野サンプラザ


1.★★☆☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
夏休み最後のイベント。何回か中野サンプラザに行ったが、今まで一番混んでいた。開始時間になっても行列が続いていた。入り終わったは開始時間より10分過ぎ。でも、座れます。中野サンプラザ凄い。
さて、映画は?
以下ネタバレ
人には勧めません。だって、面白くないんだもん。この映画を見る時に人は何に期待するだろう。
出演者がいい(ソン・ガンホ殺人の追憶】、ペ・ドゥナリンダリンダリンダ】)、監督がいい(ポン・ジュノ殺人の追憶】)、韓国映画が好きetc。これに関して言えば、期待外れです。殺人の追憶の影すら踏んでません。大体、あの怪獣?(ホルマリンによる突然変異)は何?魚なの?でも、爬虫類のような気もするし・・・。もし魚なら、行動がおかしい。魚は食べ物を保存しない。そのまま食べる。爬虫類は保存してから食べる種類もいる(ワニなんてそう)。でも、その辺の説明は一切無い。一番気になるのは、この怪獣が1匹しかいないこと。そんなピンポイントで突然変異するもの?それは百歩譲って、この映画の一つの売りは家族愛であると思う。でもね〜。確かに家族の強い絆は感じますよ。でも、心を揺さ振られるほどではない。家族も情けない人達ばかりだし・・・・。兄(ソン・ガンホ)はただの馬鹿だし、妹(ペ・ドゥナ)は土壇場に弱いし(でも、好みだから許す)、弟は過激派崩れのフリーターだし、親父は直ぐに袖の下を使おうとするし・・・。唯一しっかりしている兄の子供は、グエルムにさらわれてしまうし。やることなすことトンチンカン家族なんです。最後はカッコいいんだけどね。この映画は、真剣に見るのではなく、コントだと思って見ると、突っ込みどころ満載で楽しめるかも。お金払って映画館で見るほどのことも無いかな。個人的にソン・ガンホペ・ドゥナが好きなので見に行きましたが、消化不良でした。ソンちゃん(ペ・ドゥナ)の地味なジャージ姿がいいです。そこだけにやけて見てました。私は変○だ。