WOWOWエキサイトマッチ 8/14放送分

やばい事態が発生した。どこに?アメリカに。でも、テロとかそんなんじゃありません。ある意味テロよりショックかも。主要4団体のボクシングヘビー級チャンピオンからアメリカ人の名前が消えた。最後の砦、ハシム・ラクマンが12R TKOで負けました。
たかが、ボクシングの1つの階級での出来事と思う無かれ。アメリカにとってはヘビー級チャンピオンというのは一種の聖域だと思うんです。試合が行われたのは8/12。その日は9.11並にアメリカ人の心に深い傷を残すことでしょう(大げさ?)
WBC世界ヘビー級タイトルマッチ(2006年8月12日、ラスベガス)
WBC世界ヘビー級王者元WBCIBF統一世界ヘビー級王者
ハシム・ラクマン(米国、メリーランド州
33歳(1972年11月7日生)身長189cm、リーチ208cm48戦41勝33KO5敗2分

WBCインターナショナル・ヘビー級王者WBC世界ヘビー級1位
オレグ・マスカエフ(出身:カザフスタン、ホーム:米国)
37歳(1969年3月2日生)身長191cm、リーチ201cm37戦32勝25KO5敗
試合内容はこの際どうでもいいですね。負けたという事だけが重要。
因みに現在のチャンピオンは以下の通り。
WBA:ニコライ・ワルーエフ(ロシア)
WBCオレグ・マスカエフカザフスタンアメリカ)
IBFウラディミール・クリチコウクライナアメリカ)
WBO:セルゲイ・リャコビッチ(ベラルーシアメリカ)
アメリカはアメリカを主戦場として戦っているという意味。出身国は全て旧ソ連。こんなところで冷戦の続きが・・。こうなると目の色を変えて刺客を送り込んでくるでしょう。先ずは、一番弱そうなセルゲイ・リャコビッチが標的かな。それはそれで面白い。
次回の放送では、シェーン・モズリー対フェルナンド・バルガスのリマッチ。1戦目はバルガスの目の上が信じられないぐらいに腫れてTKO。バルガスは負けた気がしてないでしょう。1戦目より激しい闘いが期待できます。
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