サマータイムマシンブルーズ DVD


映画ではなく、舞台版の方です。会社の人に借りました。舞台版では、舞台装置の関係で部室限定です。映画のように銭湯に行ったり、映画館に行ったり、外で野球をしたり、はありません。その辺は、登場人物の会話で想像させます。微妙なタイムスリップは暗転と服を効果的に使ってました。ある人物が過去(昨日)にタイムスリップして、直ぐにその日の彼が出てくる場合、それを視覚的に分からせるのは服しかない、舞台裏ではかなりの早替えが行われていたんではないでしょうか。映画版ほどのインパクトは無かったですが(これは舞台を撮影しているのが、カメラ1台で遠景が多く、役者個々人の表情が見えないからだと思います。生で見たらインパクトはあったはず。)、よくまとまった舞台でした。ヨーロッパ企画の公演には行ったことが無いので所属俳優についての知識もなく、誰が誰だか判らない状態で見ました。映画にも出演している役者が何人かいた(カッパのモデルになった男性。未来から後輩。他は確認できず。この二人は個性的なので舞台上でも他と違って見えた。)。どっちが面白いとは一言では言えないが、この舞台を見て映画を作ろうと思った気持ちはよく分かる。舞台上の制限を無くせば、更に面白くなると感じたんでしょう。タイムマシンがドラえもんのタイムまーシーンにそっくりでした。舞台でもそれについて色々と話していた。元はそこから来たんでしょう。来月、初めてヨーロッパ企画の舞台を観に行きます。楽しみになってきました。ラストの台詞があれなのは納得。