「手紙」にやられた

ナイロン100℃「ナイスエイジ」のチケット取るために朝からぴあに並びました。前回、5時ごろから並んで大変だったので今回は6時半にしました。まぁ、2,3番目でも大丈夫だろう、と言う甘い考えがあったんです。
到着すると既に一人並んでます。2番目。トイレにも行き、食料も調達して準備万端。後は本を読みながら待つだけ。並んだとたんにおじさんが近づいてきました。「今日?明日?」。何言ってんの?説明を聞くと、今日の発売のために並ぶのか?明日の発売のために並ぶのかと言う事。今日に決まってんじゃん。でも、そのおじさんは明日発売の桑田のコンサートのために今(10/28の朝から、桑田のコンサートの発売は10/29の朝から)から並んでいるそうです。娘のために並んでいるだと勝手に勘違いして大変ですね、とねぎらいの言葉をかけてしまった。よくよく考えたらチケットを取って高く売る集団でした。でも、6千円強のチケットなんです。一人4枚の制限がある。椅子が3脚あったので仲間は3人。全部で12枚。1枚倍で売れたとして、7万2千円の粗利。それを丸ごと利益には出来ないだろうから(誰か元締めがいるでしょう)、半分と仮定すると3万6千円。これを3人で割ると一人1万2千円。いい大人のする仕事じゃないですね。でも、並んでボーッとしているだけだから、楽は楽。やる事は誰か新しい人が列に並んだら「今日?明日?」と確認するだけ。私も土日のバイトしようかな?本があれば1日ぐらい並べるしな。
次に並んだ女性から質問を受けた。「この、Xはどういう意味なんでしょう?」「これは発売初日の店頭販売はしないって意味です。」「え〜、今日から発売って確認したのに・・・」。ぴあに並んだ事無い人には分からないかもしれませんが、発売初日には店頭発売しないチケットは結構あります。この女性は電話番号を控えてとぼとぼ帰っていきました。和央ようかさんのコンサートだそうです。この女性には悪いけど、良かった店頭発売が無くて、宝塚ファンのモチベーションに勝てる気がしない。そんな事もありながら静かに並んでいました。若い男性のところに彼女が到着。いきなり熱い抱擁とチュー。思わず「欧米か!」と心でタカンドトシりました。
いよいよ記入用紙が配られ、緊張感もたかなる。すると一度引っ込んだ店員さんがダッシュで出てきました。どうやら、今日店頭発売しないチケットを取る人がいたらしい。なんとさっきのカップルでした。1時間ぐらいは並んでました。チョッと可哀想でしたが、チューしてたんでいいでしょう。
1番に並んでいた人が何を買うか興味深かったので隣で覗き見すると映画の「手紙」でした。その日は舞台挨拶がある日みたいです。「山田か」と心でタカンドトシりました(しつこいって)。いよいよ私の番。「この日は売り切れですね。」「えっ!A席でもいいです。」「A席もありません。」今度は私がすごすご帰る羽目になりました。「あっ、1枚確保できましたけど買われますか?」「買います買います。」なんとか1枚ゲット。先行発売の時手に入れた1枚と合わせて2枚。5枚必要なのにどうしようもない。メインはその後の忘年会なので芝居は諦めてもらおう。
しかし「手紙」に負けるとは・・・・。悪口書いたせいかな・・・。
しかし、何故今回はこんなに取れないんだ?そんなに人気劇団でも無いだろうに。後で分かったが、今回の公演、夜公演が18時半開演なんです。普段は会社帰りに観ている層が休日の昼公演に集中したみたい。あ〜あ、そこまで読めなかった。残念。
その後、プールに泳ぎに行ったけど、泳ぐ気力もありはしない。ひたすら寝ました。温水プールなのでポカポカして気分良かった。