No.24 エディット・ピアフ 九段会館 試写会

http://www.piaf.jp/
1.★★★☆☆
客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆
思い入れを含んだ評価
エディット・ピアフという実在の歌手の一生を綴った映画。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%95
日本では越路吹雪さんが歌った「愛の讃歌」が有名。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%8A%E8%B7%AF%E5%90%B9%E9%9B%AA
以下ネタばれ
映画としてはあまり面白くない。一番の原因は、ストーリー。面白くない。でも、これって実在の人物だから、文句言うのは筋違いですね。エディット・ピアフって女性に全く興味が無かったので(知らない人だし)、余計にそう思ったんでしょう。フランスでは大ヒットだそうです。日本で言うと美空ひばりさん的な歌手なんですかね?
それはさて置き、主演の女優さんは素晴らしいです。歌も結構うまい。20歳ぐらいから死ぬまでを演じてます。取れるかどうかまでは分かりませんが、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされることは間違いないです。
もう一つ私が面白くなかった理由。歌が少ない。有名な持ち歌が沢山あるのに、全部聞かせた歌が無いんですよね。BGM的な使い方をした歌もありました。もっとも、ミュージカルではないのでそれは仕方ないのかも。いくら歌が巧くても伝説の歌姫には敵わないだろうし。歌より人生そのものにスポットを当てたので、これはこれでいいのかな。あと構成。原作があるんだろうけど、いくらノンフィクションとはいえ、原作に忠実にする必要はないだろうに。若い時代→晩年→若い時代→晩年とやるのはよくあるパターンだし。しかし、この映画では、そのせいで人間関係が分かりにくくなってしまった。説明が殆どない上に印象が似ているので誰が誰なんだか分からなくなった。それが残念。
なので星3つ。
あと、映画とは全然関係ないが、映画を見ている間「あなた〜の燃える手で〜私を抱きしめて〜」が何度も頭に流れた。そしてふと思った。「熱いよ」。「燃える手」で抱きしめるのはシュレンの専売特許だよ。そして抱きつかれて平気なのはラオウだけだよ(知っている人だけ通じてください)。あのシーン。私は今でも不思議だ。ラオウは鍛えているから燃えないのは納得できる。でも、服も燃えないのはおかしい。焦げてもいない。防火製なのか?私は集英社に投書しましたよ(厚顔の少年だったので)。全く相手にされませんでしたけどね。それでも諦めきれずに武論尊さんにも手紙を書いたよ。住所なんて知らないから、「ブロンソン様へ」と書いたさ。そうしたらチャールズ・ブロンソンに届いてしまった。そして返事が来た。「う〜んマンダム」。
昨日うったモ○ヒネ(エディット・ピアフリュウマチの痛みに耐えかねて、一日に10本もモ○ヒネを打っていたらしい)が脳内に残っているみたいだ。くだらない事はさて置き。
エディット・ピアフの歌を聞きたくなった。