No.16 どん底 シアターコクーン 

★★★★☆
以下ネタばれ
あの、どう書いていいか、わからんのです。面白く無かった訳では無いのです。そして、長いけど退屈はしなかったです。しかし、どう書いていいのか、わからんのです。ダメだったところは直ぐに言えます。しかし、あまりにもネタばれなのでここには書けません。物語としてはあらゆるこういうタイプの話の元になっている話なんだと思います。その部分はケラさんの手柄というより原作の力でしょう。つまり、この作品を選んだ時点でこのレベルの話になる事は保証付だったんだと思います。では、ケラさんは何をしたのか?それがわからんのです。こういうところで自分の無知が頭にくる。時間は有り余るほどあったのに。なぜ、原作を読んでいない!
細かい、台詞の変更なんかは、どうでもいいんです。舞台上の細工もいいんです。こういう舞台にした。その意志、そのものを知りたい。野田さんみたいに、贋作にしなかったのは何故?ブルースカイみたいに、グチャグチャにしなかったのは何故?
こっから先は原作読んでから書きます。
後日書くけど、なんで内容に直接関係ない話をくどくど書いたか?冒頭に「面白く無かった訳では無いのです」と書きました。でも、心が動かなかったんです。「感動」等という安い感情じゃないんです。動かなかったんです。その理由が知りたい。まるで、ケラさんから挑戦状を突き付けられた気がします。受けて立ちます。ファンクラブ的な温かい目線ではなく、ストリップ小屋でやるコントのように。客の目は厳しいんだ。偉そうかな?
別件
一番印象に残ったのは、タマのドラマー。あれを舞台に上げるのはずるいよ。全部持っていってる。
別件2
役者陣
後日書きます。