No.29 ボクコネ タカハ劇団 下北沢駅前劇場

★★★★☆
タカハ劇団納涼番外企画講演
ボクコネ〜ボクはテクノカットよりコネチカット
17日、日曜日までです。
脚本・演出 高羽彩
キャスト
板垣・西尾友樹
日野・異儀田夏葉
萬屋・森戸宏明(動物電気)
山田・川島潤や(コマツ企画)
佐藤・鈴木麻美(北京蝶々)
大家さん・田中沙織(柿喰う客)
宇宙少女・酒井杏菜(メタリック農家)
以下ネタばれ
私の評価は高いです。
人によっては評価が低いかもしれない。
それは仕方がない。これは感性の芝居だから。
脚本はその感性を観客に提示するための道具でしかない。
それが一致すればOK。しなかったらNO。
さて、役者陣
板垣・重要な役なんです。役者さんも頑張ってます。しかし、もう少しこの役にはばをもたせたかった。おしい。
日野・こう言うことを言ってはいけないかもしれないが、彼女を他の芝居でも観たかった。
萬屋動物電気的な暑苦しい演技が、この役に合ってました。
山田・ある意味、この芝居を引っ張ったのは彼でした。友達にはなりたくないけど(役柄の上でね)、自分が演出かなら、自分の舞台に使いたい。
佐藤・私はこの役に感情移入しました。切ないよ〜。
大家さん・反則。可愛すぎるよ。他を全部吹っ飛ばしてるよ。コント?のシーンは最高におかしかった。
宇宙少女・メタ農の前回の公演で、コスプレ女優としての才能を開花させた酒井さん。今回も留まるところを知りません。あれは、変だよ(笑)大家さんと遊ぶシーンはファンタジーでした。今後の活動にも期待。
高羽さん、中々いいものを作りますね。次回公演を観てみたい。