範馬刃牙

ピクル対ジャック。
まだ続きます。


ジャックが感じた違和感の正体。
ジャックの攻撃が繰り出されると、ピクルは横に跳んでいた、そして、数メートル先の柵を踏み台に跳んで元の場所へ戻って来ていた。
擬音だと、シュ、ビヨ〜ン、バシッ、ビヨ〜ン、スタ、フフン、だ。


しかし、こんな動きをするのには理由がある。
ピクルがいた時代。
闘う相手は恐竜だった。
恐竜に勝るものは、スピードだ。
恐竜の攻撃をそのスピードでかわす。
鍛え上げられたジャックでさえ、その場から動いていないと錯覚させるほどのスピード。
どんなスピードだ?
かつて、リングにかけろで登場した、シナトラ(志那虎?)がはなつ、スペシャローリングサンダー(0.1秒間に5発パンチを撃つ。よく練習したもんです。)を遥かに凌駕する速さだ。ペガサス流星拳というものもありますが、あれは光速?だったから比較対象外。
どちらにしても正美を超えないと、格闘技漫画としては大成しないな(なぜ、上から目線?)。


それはさて置き。


この時点で、ジャックがあて馬だという事が分かる。
ピクルの戦闘能力を主人公に見せる役目になっている。
弟のために兄が身を持って・・・・・。


ラストのコマ。
ピクルの渾身のアッパーカット。
昔からの刃牙ファンなら、このシーンの後のコマを想像できるだろう。
そう、ブンブンブンだ。
アッパーカットで吹っ飛ばされて、空中で回転する音だ。
地下格闘技場篇でジャックがブラジリアン柔術の猛者(噂とふてぶてしい顔からの想像)を屠ったシーンだ。

ピクルは、いつの間にか、近代ボクシング最大のフィニッシュブローを学んでいる。
物凄い学習能力。
ジョジョに出てきたサンタナの様だ。


来週はR18指定だな。
ジャックがピクルに喰われるシーンは、壮絶そうだ。
首から下を食べられてしまったジャック。
そして、首だけになって刃牙と話す。
ホラ〜♪