No.49 MITAKA“Next”Selection 15th 参加作品20歳の国 第4回本公演

「死ぬまでに一度でいいから、ロマンス・オン・ザ・ビーチ三鷹市芸術文化センター 星のホール
2014年10月4日(土)〜13日(祝)17回
★★★★☆

あらすじを読むと、バタバタした感じのお芝居に思える。
確かにそのようなシーンもある。
夏、童貞、水着、親子、兄弟、死。
キーワードがつながらない(笑)
それがこの作品の魅力。
役者さん達が魅力的。
他の作品で魅力的だった役者さんが多数出演。
思わず、Twitterをフォローしまくりました。

兄は童貞だ。
人生に何度か訪れた数少ないチャンスを、
慎重に見送ったり、
フルスイングで棒に振ったりして、
今の彼が在る。
「水着のギャルと手もつなげない人生ってなんなんだろうな…」
 そう呟き、力なく笑った彼の目には、
何故か神々しい感じに陽が差したりなんかしてて、
目ヤニと無精髭がいやに汚らしく濡れて光って見えた。
兄の涙を初めて見た気がしたが、
その真意を僕は、
今後きっとわかりゃしないんだろう。
むさくるしい青春劇を愚直に創作し続けてきた、
こじらせ系俳優軍団20歳の国による、
真夏のセンチメンタルヒューマンドラマ。
夏は、終わるー。
キャスト
石丸将吾、斉藤マッチュ、川田智美、長井短、古木将也、堀田創、山脇唯、
湯口光穂、大野朱美、木山廉彬、篠原彩、寺戸真里奈、星秀美、
伊与勢我無(ナイロン100℃)、佐賀野雅和(KAKUTA)、
高木健(タイタニックゴジラ)、満間昂平(犬と串)、
渡辺伸一朗(アナログスイッチ)、竜史(20歳の国)

舞台監督:櫻井健太郎 /舞台美術:袴田長武(S.A.I.
照明:山内祐太 / 音響:池田野歩・櫻内憧海  
映像:松澤延拓 / 振付:北尾亘(Baobab)
演出助手: 板部文(劇団5454)・小林弘幸・山本周平(シトロン)・犬養真奈
PR動画:飯田裕幸 / 広報:がっちょる
宣伝美術:カトウリョウ / スチール:金子愛帆
フライヤースチール:井上千裕
フライヤー協力:ビーチでお声掛けしたA子さん&B美さん
国民的バンド:The Guntouchable
制作:新居朋子(ゲンパビ) 
稽古場協力:株式会社メッセ
アシスタントプロデューサー:藤井良一
プロデューサー:竜史(20歳の国)
企画・制作:20歳の国
主催:(公財)三鷹市芸術文化振興財団