2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

No.15 ディナーショー もざいく人間 シアターグリーン BASE THEATER

★★★☆☆友達が出演するので、観に行きました。実は、結構苦手なタイプの芝居。常日頃、意味の無い事こそが素晴らしい的な事を言っているのに。 何故か、お芝居に関しては、当てはまらないんですよ。 きっちりストーリーがあり、演技力があり、可愛い女性が出て…

完読No.44 ルームメイト 今邑 彩 著 中公文庫

裏表紙 私は彼女の事を何も知らなかったのか…?大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。 お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。 彼女は名前、化粧…

完読No.43 ふたりの距離の概算  米澤 穂信 著 角川書店

帯 「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーに、すべてにおいて<省エネ>を目指す折木奉太郎は高校二年生へと進級した。 彼が所属する古典部に、新入生・大日向友子が仮入部する。 このまま入部するものだと…

No.14 国際演劇交流プロジェクト2010 「Wannabe」「第17回BeSeTo演劇祭」参加作品 柿喰う客 アトリエ春風舎

★★★★☆日中韓の役者を集め、芝居を作る。 共通言語は英語。 でも、伝わればいい、伝わる事が大事、ブロークンな英語。 でも、それ故に伝わってくる。 真剣に聞いていたら、言葉が分からなくても伝わるんだね。芝居の中身については、人生で3番目ぐらいの眠気…

No.13 「ラクダ」古典落語「らくだ」より 範宙遊泳 王子小劇場

★★★☆☆もう少し、落語のいいところを出したらよかったんじゃないかなあ? あれだと、折角舞台にした意味が無いと思う。 何も落語その物をやれとは言わないが、普通にお芝居にしてもつまらんし。 いい意味での破壊と融合があればいいのに。

完読No.42 シンデレラ・ティース  坂木 司 著 光文社文庫

裏表紙 大学二年の夏、サキは母親の計略に引っかかり、大っ嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになってしまう。 個性豊かで、患者に対し優しく接するクリニックのスタッフに次第にとけ込んでいくサキだったが、クリニックに持ち込まれるのは、虫歯だ…

完読No.41 青い鳥  重松 清 著 新潮文庫

裏表紙 村内先生は、中学の非常勤講師。 国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。 でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。 いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、 …

完読No.40 いつか、虹の向こうへ  伊岡 瞬 著 角川文庫

裏表紙 尾木遼平、46歳、元刑事。ある事件がきっかけで職も妻も失ってしまった彼は、売りに出している家で、3人の居候と奇妙な同居生活を送っている。 そんな彼のところに、家出中の少女が新たな居候として転がり込んできた。 彼女は、皆を和ます陽気さと厄…

完読No.39 さくら色 オカンの嫁入り  咲乃 月音 著 宝島社文庫

裏表紙 女手ひとつで娘を育て上げた看護師・陽子と、その娘・月子。 ふたりが暮らす家に、ある晩、酔った陽子が「捨て男」を拾ってくる。 陽子はひと回り以上も年下の彼と結婚するつもりらしい。 月子はとまどいながらも、捨て男の気さくな人柄と陽子への真…

完読No.38 亜玖夢博士の経済入門  橘 玲 著 文春文庫

裏表紙 あらゆる学問を修めた亜玖夢博士が悩める衆生を救おうと開いた研究所には、社会のどん底でもがく相談者が今日も訪れる。 多重債務にいじめ、マルチとどんな問題も経済理論で解決・・・・のはずが突拍子もない処方と奇妙な助手の暴走で毎度とんでもな…