No.39 南極日誌 よみうりホール 試写会

doradora05112005-08-19

1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★☆☆☆←思い入れを含んだ評価
http://www.nankyoku-movie.com/
韓国人俳優で一番好きなソン・ガンホ主演。見る前は「南極物語」系の話だと思ってました。
見てビックリ、全然違いました。
以下ネタバレ

南極到達不能点を目指して、6人の探検隊員が歩みを進めている。そこは地球最低気温マイナス80度を記録しブリザードが吹き荒れる、地球上で最も過酷な自然条件を持つ、南極でも足を踏み入れる事が最も困難な場所である。ある日彼らは80年前に遭難したイギリス探険隊の日誌を発見するが、やがてその日誌に導かれるように不思議な出来事が起こり始め、遂に犠牲者が出る。

まず、最大の問題(私側の)は最初の30分ほど爆睡してしまったので「南極到達不能点を目指して」の理由が全く分からず見ていた事。そして最初に一人がいなくなった時も寝ていたので後半の隊長の不可解な動きが唐突に感じられてしまった事。
なので、ただただ隊員たちが辛く苦しい状況にある事だけが強調されてしまった。
ホラーなのかサスペンスなのかよく分からないし、変な緊張感を強いられる映画でした。
私はあまり好きな映画ではありません。
でも、ソン・ガンホがいい演技でした。アクションシーンや台詞で説明するシーンが無いので内面を表情一つで表現していました。見ていて怖かった。
それと会場のクーラーが効き過ぎて寒くて仕方が無かった・・・・。
戦争映画でもなく、恋愛映画でもない、アクション映画でもない、一風変わった韓国映画でした。

到達不能点(P.O.L=Pole of Inaccessibility)
南緯82度08分東経54度58分に位置し、どの海岸線からも最も遠い地点にある南極の一地点。海抜3,700m、氷の厚さ3,000m、地球最低気温80度をしばしば記録する、地球上で最も自然条件の過酷な場所。ソ連探険隊が1958年にただ一度だけ征服。その後“到達困難極”“到達困難点”と呼ばれる事もある。

そうだったんだ。今知った。見る前に知りたかった。