七人の恋人 ウーマンリヴVol.9 本多劇場

doradora05112005-11-06

★★★★☆
コントオムニバス形式。笑えるけど・・・・くだらない。そのくだらなさがいい。今までの作品より一層くだらなかった。くだらないと言う感想以外出て来ない。
以下ネタバレ これから見る人は読まない方が楽しめます。

1.音楽教室。二人の男子学生。キスの練習?やたらとメントスを食べる田辺君。尾美君は転校生。田辺君(田辺誠一)の真面目さがいい。この人は真面目なお芝居よりこういう演技の方が面白い。紙ごと食べたメントスをバケツに吐き出すシーンがつぼ。中野ゆう子はだれ?それはあとのお楽しみ。
2.巨大なう○こ。そこに刺さっているホスト。何故刺さっているの?それは後ほどわかります。
阿部サダヲのう○こに刺さったまま後輩に説教する様がいい。「お前がう○こって言うから、う○こだって気が付いちゃったじゃないか〜」カフカの「変身」的な不条理。んなこと無いか。
尾美としのり三宅弘城の女装がいい。あんな女いない。
3.ほとんど三宅マン
3パターンぐらいやりました。「ほとんど」と言うのが重要。三宅マンだけだったら多分凄い。
「ほとんど」なので全然役立たず。
巨乳子(宮藤官九郎)がかなり良かった。この芝居のなかでNo.1キャラ。でも、その話をしたらみんなひいていた。
182cmの男には笑った。後の席だったのでインパクトがあった。
巨大化したお父さんがやられる瞬間にしていきました。それが歌舞伎町あたりに落ちます。
2.へ続く。
4.ダンサー。明後日がダンスコンステストなのに恋人とうつつを抜かす仲間(尾美としのり)。
恋人役に阿部サダヲゴスロリの気持ち悪い女の役。この芝居No.2キャラ。でも、やはりこの話をしたらひかれた。どうも笑いのつぼが違うようです。この女に目を付けられるとゴスナイトの時に犬の面倒を見ないと刺される。「入り待ちと出待ちだけしまぁ〜す」芝居の世界にもいそう。怖い。
5.七色の恋人。7人がそれぞれの色の恋人として登場。白い恋人田辺誠一
そして最後の最後にサプライズが!声で出演のあの人。どっかで聞いた事があると思っていたが、まさか出る訳無いから頭から否定してました。でも、やっぱりあの人でした。カ・イ・カ・ン・
全体的に笑いばかりの芝居でしたが、局所的に盛り上がっていました。観客は殆ど女性。なのに私の隣は男性。損した気分。しかも変な声で笑うし、後半は寝てるし。