No.55 ザスーラ  試写会 よみうりホール

doradora05112005-11-18

http://www.sonypictures.jp/movies/zathura/
1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
ヤフーの解説

1995年に公開され大ヒットした『ジュマンジ』の舞台を宇宙に移して描くSFアドベンチャー。監督は『ウィンブルドン』などに出演を果たした俳優、ジョン・ファブロー。最新のCG映像の中でボード・ゲームをはじめ、現れる宇宙船やロボットのデザインすべてがレトロな雰囲気を漂わせているところに監督のセンスがうかがえる。クライマックスの思わぬドンデン返しに心温まる。

ジュマンジ」と言えば、私が苦手としているMJことキルステン・ダンストの出演作。あの頃は、いい感じだったのに〜。
以下ネタバレ
話の骨格は「ジュマンジ」と同じ。家にあったボードゲームをすると、ゲームの世界に引きずり込まれてしまう。「ジュマンジ」ではジャングル、「ザスーラ」では宇宙。宇宙だから壮大になるかと言うと、そうでもない。現象が起こるのは家の中。街を巻き込んだ騒動になる「ジュマンジ」より局所的。比べてもあまり意味はないけど。「ザスーラ」は兄弟が主人公。兄は10歳、彼女もいるし、スポーツ万能。でも、想像力は無い。一方、弟は6歳9ヶ月。運動音痴。ピアノはうまい。想像力豊。ゲームでずるをする。両親は離婚。
今日は父親と遊ぶ日。でも、父親は仕事が忙しいので、遊ぶのもそこそこに仕事。中途半端な気持ちの二人。そんな時、弟が地下室でゲームを見つける。「ザスーラ」。
兄に「一緒にやろう」とせがむ弟。嫌がる兄。一悶着あってゲーム開始。
後は「ザスーラ」の世界へ、ようこそ♪兄は生意気で憎たらしいが、弟は可愛い。でも、兄からすると弟は煙たい。それはよく分かる。結局、弟の勇気と兄の優しさで、困難を乗り越える。めでたしめでたし。試写会は基本的に女性が多い。男の子2人の話なので、可愛い〜的な笑いが多かった。他には宇宙飛行士、姉、父親が出てます。宇宙飛行士はおいといて。姉、欧米人の女の子の年ってよく分からない。10歳の弟がいるなら14、5?外見は可愛いけど、性格は最悪。でも、途中から兄弟に合流して困難を乗り切る。惚れっぽくて乱暴でわがままで・・・。
父親役はティム・ロビンス。この人は本当に出る映画を選ばないね。普通はこのクラスの俳優がこの映画には出ないでしょう。「ジュマンジ」の時のロビン・ウィリアムズの様な役なら分かるけど。正味20分ぐらいしか出てない。どういう人が見たら喜ぶだろうか?意外とターゲットが絞りにくい作品でした。