完読No.87 二枚舌は極楽へ行く 蒼井 上鷹 著 双葉社


帯の文句

「オレの愛する妻を殺した犯人がここにいる。犯人には密かに毒を盛った。自白すれば解毒剤をやる」「え、え、まさかオレを疑ってないよね・・・、え、苦しい、ウソ、まじ!?」袋小路に入った主人公と、思わず一緒になって手に汗にぎる「野菜ジュースにソースを二滴」ほか、短編掌編合わせて12編の傑作コージーミステリー。「情けない男」の滑稽さを書かせたらピカイチ」と、デビュー単行本が各紙誌で取り上げられ、ノリにノッている著者が贈ります。話題になった、あの各編ごとの<参考文献>も健在。また、それぞれの作品間にビミョーな繋がりを仕掛けてあります。そちらも併せてお見破りを。

以下ネタバレ
前々作に雰囲気が似ている。私はこういう短篇集は好きです。でも、<参考文献>。分からないんですよ。読んでいる本、知っている作品ばかりですが、どこを参考に?です。私の理解力の無さか?はたまた感性が全く違うのか?一つぐらいはたと膝を打ちたい。