No.5 ドリーム・ガールズ 日劇PLEX 

http://www.dreamgirls-movie.jp/top.html
1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★★☆←思い入れを含んだ評価
以下ネタバレ
アカデミー賞助演女優賞を獲得したジェニファー・ハドソンは、確かに凄かった。すばらしいと言うより凄いという感想になってしまう。あるシーンで一緒見た友達と意見が分かれた。私はそのシーンでわけも無く涙が流れた(感動してと言うより、ドライアイで目が痛かったからという理由もある)、友達はそのシーンは歌ではなく普通に演じて欲しかったと言っていた。そう思った人も多いはず。兎に角、ジェニファー・ハドソンの歌に迫力がありすぎて、最後まで見ると結構疲れる。逆に途中まで全く目立たず、本当に主役?と思ってしまうビヨンセは、最後の最後に魅せてくれた(聴かせてくれた)。途中までビヨンセがこの映画のオファーを受けた理由が分からなかったが、そのシーンで納得できた。それと、これは完全に好みの問題ですが、ジェニファー・ハドソンジャイ子に見えた(ジャイ子のお兄さんだからジャイアンなんだって、知ってましたか?)。あと、最後の方のコンサートのシーン。年齢的にキャンディーズの解散コンサートを思い出した人も多いはず。
最後に私の中でのこの映画のベスト役者。エディー・マーフィー。歌もさることながら、演技が冴えていた。ふざけた感じの役柄でしか見た事が無かったので、こういう演技もできるのかと感心した。彼に助演男優賞をあげてもよかったのでは、と確認したらアカデミー賞初ノミネートだそうです。