No.70 俺たちに他意はない シベリア少女鉄道 赤坂レッドシアター

★★★★★
以下ネタばれ
茶店で待ち合わせる人々。外は雷雨。エレベータが開く。ホームレス然とした男が入ってくるなり俯せに倒れる。左手にお札、右手に紙。紙には「お前の待ち合わせにんは預かった。14時までに2000万振込め」。どう言う事?しかし、その男はすでに死んでいた。誰が誘拐されたのか?運悪く停電。非常口は鍵が掛かっている。ミステリーの定番。孤島の城状態。7人が知恵を出しあう。誰が誘拐されたのか?それ以上にどうやって身の代金を支払うか?
おっ、中々面白い展開じゃない。ミステリー心がピクピクしました。しか〜し、忘れてはいけないこれはシベリア少女鉄道の舞台だ!いきなり、舞台の背景にプロジェクターで文字が映し出される。そこからはシベ少ワールド突入。全部が全部笑えるわけではないが、かなり可笑しかった。一見、めちゃめちゃに見えるが、計算され尽くした展開。演技力なんて、いらないような芝居だが、逆にかなりの作り込みが必要とされると思われる。色々な芝居があるが、こういうものもあり。つぼにはまると星5つ。今年1、2番の笑い。