No.7「最後のゴ人」原付チャリオッツ第11回公演 吉祥寺 櫂スタジオ 2013.6.13(木)〜6.16(日)

★★★★☆

http://gen-chari.com/index.html

■ キャスト
九鬼惣一郎
上條つかさ
冨沢竜也ムーブマン
吉岡京治
松島龍一
生方裕也
伊藤里奈

■ スタッフ
脚本        高野有哉
演出・舞台監督   九鬼惣一郎
照明         諸見里聖
音響         藤岡幸央
宣伝美術      矢島佑太

さて、なるべく客観的に、劇評のような形で書いていこう♪と意気込んだものの、どう書いたら良いのか?
脚本の高野有哉に関しては、詳しい情報が無い。
今回の脚本、私は好きなタイプ。東京ニート排除法案(少し違うかも)により、ニートでいる事は犯罪になった。政府の弾圧と、就職する事での厚遇により、東京都からニートはほとんど消えた。五人を残して。
一見突飛な発想とありえそうな昨今の状況(あの人が都政にかかわり続けるなら)。その五人がニートであり続ける理由。笑いと涙が程よく混じる。良品。

主宰であり演出家である九鬼惣一郎。彼に関しても詳しい情報は無いが、演出家としての一見容赦のないダメ出しは、私が知っている演出家の中でも特異な位置にいる。
彼が言っているのは、細かいテクニックではなく、内面の部分。おもいの部分。そして、見に来てくれるお客様に対しての真摯な態度は好感が持てる。
但し、もし私が今回の出演者だった場合、私は褒めて伸びるタイプなので、早々に脱落すること確定。

役者陣もみな若い。一番上でも二十代半ば、下は二十歳。その若さからは、未熟というより生の氾濫を感じた。

スタッフ作業の事
今回は、千秋楽の1日、マチネとソワレの2公演だけ参加。入口の前の歩道が狭く、直ぐに大きな道路があるため、来場者と歩行者をうまくさばくことが必要だった。これには、櫂スタジオの方が、積極的に参加してくれたことで、トラブルも無く出来ました。
同様にばらしも櫂スタジオの方の指示で滞りなく行えました。割と一生懸命に働いたので、スタジオの方と話す機会を持て、軽く売り込みました。

短い期間でしたが、非常に楽しく充実した時間を過ごせました。