エイリアンVS.プレデター 試写会 ニッショーホール

1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価

  • どちらが勝っても・・・人類に未来はない。

いいキャッチコピーです。でも、キャッチコピーの方が良かった。映画はどうなんだろう?
個人的には拍子抜けの感じ。
以下ネタバレ
確かにいきなりエイリアンとプレデターが戦うのは唐突過ぎるよ。でも、その2匹(2体)が戦う理由を説明するのに30分以上は必要無いと思う。と言うか30分以上必要なストーリーにした時点でこの映画は面白くなくなったと思う。見に来る人はエイリアンとプレデターの戦いが見たいんだよね。そこに焦点を合わして来ているんだよね。結論を言えばスカッとしなかった。
それとプレデターが地球文明の祖であると言うストーリーは今一説得力が無い。別に地球人が優れた種であるとは思わないけど、あんな戦う事しか考えていない種に文明を授けられたとは思えない。大体、戦う人間に対してシンパシーを抱くって・・・。何だかイラク自衛隊を派兵した国に対してアメリカが同盟国だと思う。っていう感じに似ていて嫌な感じ。
元々エイリアン(パート1)は日本人の象徴として作られたって説がある。それを考えると最後まで生き残った女性が黒人だと言う事と合わせて、非常にハリウッド的、アメリカ的な考え方が見え隠れした気がする。無理やりこじつけた感もあるが、こういう小難しい事を考えさせた時点でこの映画は駄目だと思う。出て来たエイリアンをプレデターが片っ端からやっつけるって話にどうしてしなかったの?
エイリアン1,2,3,4を見た人には分かる小ネタが幾つか出てきたが、見ていない人にはさっぱり分からない。サービスなんだろうけどね。