第2集 トルファン 灼熱の大画廊
この時間帯は見たい番組が無いのでいつもビデオを見ている。なんとなくチャンネルをＮＨＫにあわすと放送していた。
場所は天山南路オアシス都市トルファン。孫悟空で名高い火焔山（かえんざん）のふもと。
ベゼクリク千仏洞のウイグル仏教壁画の傑作「誓願図」の話。20世紀初頭にドイツ、イギリス、ロシア、そして日本の大谷探検隊がこの壁画を剥がして自国へ運んだ。
現在は剥き出しの日干し煉瓦が残るだけ。様々な資料を駆使して「誓願図」を復元していく。これがメインテーマ。最新のデジタル技術を用いてラストには素晴らしい「誓願図」が復活した。
若干、その事を連呼しすぎたきらいはあるが、本物もこういう感じだったと思わせる出来栄えでした。発掘隊が洞窟の中でこれを初めて見た時はどれほど圧倒されたであろう。
私はトルファンに住む人々の表情が印象的でした。みないい表情をしていた。特に子供がイイ顔でした。彼らはシルクロードの時代から遊ぶのが大好き。弦楽器を奏でると大人も子供も踊りだす。
日本では一部でしか見られない大家族の食卓の風景。そんな生活をした事はないのに懐かしかった。
